ぐんまnote

【先輩に聞く群馬の企業で働く魅力!】~運命的な出会いでUターン~

インタビュー


ぐんまnoteでは、群馬で活躍する若手社員のインタビューを掲載していきます。
群馬での就職活動の参考にしてもらえるよう、県内の特色ある企業や生活環境の魅力をお伝えする記事を随時更新していきますので、チェックしていてください!!


 

1回目にインタビューしたのは日東システムテクノロジーズ(太田市、以下NST)総務部で、採用や広報を担当する木口明日美さん。埼玉県の大学卒業後、Uターンを決めた理由や働く魅力を聞きました。

 

木口明日美さん
木口明日美さん。2018年入社。埼玉県の大学に進学し、Uターン。現在は総務部で採用や広報を担当

――木口さんがUターン就職を考えたきっかけはどのようなものだったのでしょうか

 

 

就職活動を始めた時には東京で働くか、群馬で働くか迷っていました。人でにぎわっている東京で働きたいという気持ちはありつつ、家族のそばにいられる群馬で働いたほうがいいのではないのかという思いもあったからです。

 

東京では合同企業説明会や個別の会社説明会に通っていました。ただ、群馬県の企業も調べたいと思ったのでハローワークに行ったところ、出身地の太田市の企業が集まる市主催の合同企業説明会を紹介されて参加しました。そこで存在を知ったのがこの会社だったのです。「楽しそう。群馬でやっていける!」と、NSTで働けるのなら、Uターン就職しようと決めました。

 

――それほど、なにに心引かれたのでしょう?

 

製品面でいえば、少子化時代を見据えた学校向けサービスを提供していることが時代のニーズにあっていると感じて、将来性のある企業だと思いました。

 

NSTは商品の企画から開発、販売、アフターフォローまでを全て自社で手がけています。企

画からやっているということはその時代にあった製品を自社で考えて提供できます。強みを感じました。

 

そして、何より合同企業説明会のブースに座っていた現会長と社長の雰囲気にとても惹かれました。
「どんな会社で働きたいの?」「なんで群馬の企業を考えているの?」といった問いに、なぜか自分をよく見せなきゃという気持ちもわかなくて、東京で働きたいという迷いの気持ちも含めて素直に話せました。

2人が私としっかり向き合ってくれたように感じられ、「1人の就活生の話をこんなにも丁寧に聞いてくれる、温かいこの会社で働きたい」と思えました。

 

――合同企業説明会への参加で人生が大きく変わりましたね。

 

本当にそうです。2人と話したわずか20分くらいで、一気にUターンへの気持ちが高まりました。

元々、「事務職」「休日・休暇がどうか」「給与がどれくらいか」といったことしか考えていなくて、旅行したり、おいしいものを食べたり、プライベートを充実させたいと考えていました。

 

しかし、今は仕事が楽しくて仕方ありません。業務としては、備品の購入や社員の勤怠管理などの事務と、採用・広報を担当しています。最初は事務だけでしたが、採用を任せてもらうようになり、次に広報も任せてもらうようになり、仕事の幅が広がっていくのが嬉しいです。

 

――やりがいはどのようなときに感じますか?

 

「まずは自分で考えて挑戦してみよう!」と企画を含めて多くを任せてもらっているので、どうすればいいのか考えて行動し、それが成果に結びつく時にやりがいを感じます。例えば今はシステムエンジニアの採用に力を入れているのですが、全国的にデジタル人材の獲得競争は激しい状況です。中途採用だけでは難しいので、新卒採用に力を入れるためにも大学生向けインターンシップを2021年から始めました。

一からの企画で、参加者を集めるのも大変でした。ただ、実際に選考にまで来てくれた参加者もいて、少しずつ結果につながっているのが実感できています。

 

そして、目的はなにか、ということを大事にしています。
例えば、企業説明会では、離職した人の事例も伝えて、「この離職した方に共感できることがあればNSTで働くのは難しいかもしれない」ということを率直に伝えるようにしました。

 

就職説明会に来て離職の話しなんて、とびっくりする人はいると思います。でも、応募者をたくさん集めて、採用することだけが目的ではありません。長く、しかも積極的に働いてくれる人を採用することが目的です。良いところだけを見せて認識違いで採用しても、お互いに不幸になってしまうと考えたからです。

 

――採用も担当されているということで、就職活動を控える学生の皆さんにメッセージをお願いします。

 

「自分がどのように働きたいのか」ということを明確にしておくと自分にとっての良い企業を見つけやすいと思います。

 

例えば、単に「ワークライフバランス」を重視したいではなく、もう一歩進んで「ワーク」と「ライフ」のどちらをどちらかというと優先させたいのか。「成長したい」ではなく、どのレベルまで成長したいのかといったことです。

そして、その分析した自分の考えをたくさん質問して、自身に合う企業を見つけてください。
私はそこまで深く考えずに選んでしまったので、本当にラッキーだっただけで、自分を振り返ると恐ろしいなと思っています(笑)。

 

私は東京での就職と迷いましたが、やっぱり群馬に住んで家族の近くにいられるのはいいですし、仕事も含めた「日常」が今はすごく充実しています。通勤も車なので、満員電車の苦痛とも無縁です。
それに、群馬は東京にも近いので、「週末を東京で楽しみたい」という思いは群馬での就職でも実現できました。新型コロナウイルス感染症拡大前は、毎週のように東京に遊びに行っていました。

 

そして、最近のお気に入りスポットは川なんです。休日にお菓子やコーヒーを持って川沿いにあるベンチに座っておしゃべりをしていると、涼も感じられるんですよ。東京にいる友達には笑われることもありますが(笑)、自然が身近な群馬ならではの過ごし方です!

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