ぐんまnote

【先輩に聞く群馬の企業で働く魅力!】~働きやすい職場推進企業の座談会編・後編~

インタビュー

前編に続いて、特働きやすい職場づくりを推進している企業として令和3年度に県が表彰した「いきいきGカンパニー優良事業所表彰」受賞企業の若手社員3人による座談会をお送りします。

後編は自社の働く環境や、プライベートの話も聞きました。

前編と併せて御覧下さい。

 

【参加者】

クシダ工業株式会社:尾内祐樹さん、株式会社群協製作所:池田梨花さん、冬木工業株式会社:須田貴哉さん

座談会の様子
クシダ工業、群協製作所、冬木工業の3社の若手社員に集まってもらいました。

 

県労働政策課(以下、労政課):県は働きやすい職場づくりを推進しているとして、3社を表彰しました。働きやすい職場だからこそ、実現できているなと感じていることはあるでしょうか。

 

池田さん:元々、定時に上がれる会社だと就職活動のときに先輩から聞いていて、入社してみると本当にそうでした。有給休暇も取得しやすい環境です。担当のお客様はいますが、自分が不在の時でも誰もが対応できるよう、エクセルフォルダを使って情報共有をしています。お客様との会話や注文の内容を詳しく書くので、別の社員でも対応できるのです。就職活動時に仕事以外の時間には、家で趣味の読書をしたり、家族と会話したりする時間を大切にしたいと思っていたので、理想の環境で働くことができていると感じています。

 

先輩を見ていても、子どもが急に熱を出したなどで帰らないといけないときもみんなで気持ちよくフォローする職場ですし、中には、子育てをしやすい時間を考えて午前6時に出社して午後3時に退社するという先輩もいます。
長く働ける会社で働きたいと思っていたので、そうした先輩方の姿を見て実現できそうだと感じています。

 

 

須田さん:私はもうすぐ1歳になる息子が生まれたときに育児休業を取得しました。上司は「とれとれ」と驚くほど何の抵抗もなく受け入れてくれました。

 

5日までは育児休業で仕事を休んだとしても、給与が100%支払われるという、めずらしい制度もあります。
それから、実際に取得するときに良かったのは育休の日程について柔軟に対応してもらえたことです。天候の影響で工程がずれてしまい、取得予定日の1日目にとても大事な基礎工事の日と重なってしまったのです。やはり自分で確認したかったので育休をずらしたい旨を申し出ると、快く対応してもらえました。
私は7日間取得しましたが、2か月間育休を取得した男性社員もいます。他にも、子の看護休暇や時短勤務等、育児をしやすい制度が整っているのが冬木工業の魅力だと思います。

 

尾内さん:クシダ工業では、残業時間削減をしていこうということに会社を挙げて取り組んでいます。その一環で「職場環境改善活動」という、どういうことをすれば会社がより良くなるのか提案・実行していく取組を進めています。部門間での連携も図りながら、作業の効率化や無駄の削減のためにできることを徹底的に考えています。
私は部の中では最年少なのですが、年上の方とも距離が近く、意見を伝えやすい環境です。私も効率が上がるよう、作業場のスペース管理について提案し、行動したことがありました。どうすればより良く仕事ができるかという目的に向けて、自分の考えを実行していくことのできる職場は働きやすいです。

それから、私はプライベートでも他部署の人たちと休日にゴルフに行ったり、草野球をしたりしています。それだけ心も許せる信頼できる人と働ける職場です!

 

座談会の様子労政課:3人とも就職活動を始める前には名前を知らなかった会社に入社したとのことでしたが、きょう話を聞いていて、本当にいきいきと働いていることがよく伝わってきました。就活生にそうした自分が活躍できる就職先を見つける上でのアドバイスをお願いします。

 

尾内さん:しっかり会社に足を運んで雰囲気を見てみるということが大切だと思います。例えば説明会に足を運んで社員の方とすれ違って挨拶をしてみれば、ちょっとしたやり取りができるかもしれません。逆に、挨拶しても返ってこない職場で働くと、「気分も下がってしまいそう」ということも分かります。工場見学の機会にも、人の雰囲気を見ていました。働く上で、人とのつながりはとても大事だと感じています。人との会話を大切にして、就職活動をするのがいいなと思いますね。

 

 

池田さん:私はコロナ禍での就職活動だったので、2人のように直接職場に行けず、ウェブだけの説明会の企業もありました。ただ、ウェブであっても社員の方と雑談の機会を設けてくれる企業もありました。そのときに、雑談をして少しでも本当の姿を見ようとしてみるといいのかなと思います。
「有給が取りやすい会社」とホームページに書いてあっても、本当に取れるのかなと思う気持ちもあったのでそうした機会を活用して質問していました。私は企業説明会には15社ほど参加しました。たくさんの企業をよく見てみるということが大切だと思います。

 

 

須田さん:合同企業説明会や個別の企業説明会に足を運んだことで、就活前には知らなかった冬木工業に出会い「この人たちと働きたい」と思うほど魅了されました。始めから企業名というブランドに左右されないことは大事だと思います。「この会社は知っているからここ行こう」だけでは危険で、会社の雰囲気を説明会などで味わってみると失敗しないのかなと思います。

 

群馬で暮らす魅力ということで言えば、私はマイホームをちょうど建て始めたところなのですが、広い土地があり、比較的安いのも群馬の魅力。マイホームを建てる夢を持っている方には群馬で暮らすことはおすすめです。それに、我が家は共働きなので親が近くにいてくれるのは子育てをする上で心強いです。何か頼んでも快く受け入れてくれますし、親族皆、息子のことが大好きで「次はいつ来る?」と私たち家族と会うことをとても楽しみにしてくれています。

 

 

 

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3社の皆様、ご協力ありがとうございました。

仕事の話をしているときの3人はとても素敵な表情をしていました。

これから就活に臨む学生の皆さんも、たくさんの群馬の企業に目を向けて、自分にとって働きやすく活躍できる職場を見つけてください。

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