ぐんまnote

「企業と学生の交流会」をやってみた!

インタビュー

取材:塚本 早稀(高崎経済大学4年)


学生に群馬県内での就活に興味を持ってもらうための取り組み「グンマ・シューカツ・ネットワーク」(群馬県主催)は、「企業と学生の交流会」を令和4年1126日(土)に上毛新聞社で開催しました。この交流会は、私たち「グンマ・シューカツ・ネットワーク」の学生メンバーが学生目線で企画・運営を行った新感覚の就活イベントです。

 

「新感覚の就活イベント」を意識して、現役大学生が企画・運営を行った

 

告知ポスターを作成したり、SNSでイベント情報を発信したりと、いろいろな準備を経て、当日を迎えました。当日も午前中から会場づくりです。私は飾りつけを担当しましたが、メンバー全員で星や花を飾ったり、ホワイトボードにイラストを描いたりして、会場の雰囲気はとても明るくなりました♪ 就活関連のイベントは社会人も学生も堅くなってしまうので、多くの企業にリラックス して話せる空気感を作ってもらえたら理想的かもと思いました。

 

会場づくりは、会議室を飾り付けるところから。話しやすい雰囲気を心がけた

 

交流会には(株)一条工務店群馬、()エフエム群馬、()上毛新聞社、()高崎共同計算センター、()ヤマダホールディングス、()リクルー ト北関東マーケティング、群馬県の7企業・団体の方が参加してくれました。最初に参加企業の方に自己紹介をしてもらい、その後は「自由交流」の時間に。自由にいろいろな人と話をしてもらうため、机やイスは置かずに、立って交流をするスタイルにしました。開始直後はみなさん「どうしようか…」という顔でその場に立ちすくんでいましたが、すぐに至るところで交流が始まりました。(よかった。よかった。✌)

 

交流会の冒頭は参加企業の自己紹介。司会も大学生。今井ゆいさん(群馬大2年※右奥から2人目)、松本光太さん(上武大3年※右奥)が担当した。
交流会の様子。あえてブースなどを設けない形式にした。

 

途中では、本交流会最大のイベントと位置付けた「ゲーム大会」を行いました。チーム戦でジェンガをやったのですが、社会人と大学生がともに盛り上がれました。私はDグループに入り、4 チーム中 2 位の結果でした。先ほどまで企業の取り組みや仕事のやりがいなどを真面目に話していた企業の方々が純粋にジェンガを楽しんでいる姿は、新鮮で面白かったです!

ゲーム大会の後は、再度自由交流を行いました。前半の自由交流では学生の緊張が見られましたが、ゲーム大会を挟んだことにより、後半の自由交流では 笑い声も聞こえ、和やかな雰囲気になりました。🌸

 

社会人も学生も皆真剣!コミュニケーションをとりながら次の手を考える各チーム

 

今回、現役の大学生が、自分が参加してみたい就活イベントとして、この交流会を企画しましたが、 企業側も、高崎共同計算センターの室橋さんからは「普段の説明会よりも、学生が聞きたいことに 具体的に回答できたと思います。肩肘張らずにフランクに学生と話せたことが印象的でした。」と、また群馬県の久保塚さんからは「大勢の人を相手にする説明会ではなか なか質問が来ないが、今回は一人ひとりに丁寧に向き合うことができました。」と、ともに好意的に受け止めてもらいました。参加した学生からも「ゲーム大会がある就活イベントは新鮮だった」、「いつもよりは緊張せずに社会人の方と話せた」という感想をもらいました。

 

ポスターとチラシ制作も大学生。長島彩夏さん(共愛学園前橋国際大3年)が担当した。

 

参加した学生がこの交流会を通じて群馬での就職を考えるきっかけになったならうれしいですし、群馬にゆかりのある学生にはもっと群馬の企業のことを知ってほしい、交流して欲しいと思いました。

私自身は就職活動を終えていますが、就職活動中に見ていなかった分野の企業の方からの話を聞く経験ができ、とても刺激になりました。今後とも自分の興味、関心のあるものを追い求めつつも、視野を広く持ち、様々なことに挑戦していきたいです。

 

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