GUNMA「ものづくり女子の談話室」①（クシダ工業株式会社）
群馬県内のものづくり企業で働く先輩女性社員（ものづくり女子）にインタビュー！
仕事からプライベートまで「ものづくり女子の談話室」トークを楽しくお届けします！
Episode 01：クシダ工業株式会社 皆川 詩音さん
今回は水道施設から官庁、病院、学校など、電気と水のインフラを支える事業を展開し、今年で創業70年を迎えた高崎市に本社を置くクシダ工業株式会社の皆川 詩音さんにお話を伺います。
皆川さんは、文系の大学卒業後の2022年に入社し、現在２年目の24歳、設計・工務部で活躍されています。
皆川さん、よろしくお願いします。
――よろしくお願いいたします。
設計・工務部では、どのようなお仕事をされているのでしょうか。
――私の仕事は、工事の工程管理や安全管理を行うことです。
現場で作業してくださる職人さんが、スムーズにかつ安全に作業ができるように、工事の流れを考えたり、あとはお客様との打ち合わせや交渉を行っています。工事が始まってから、最後終わるまでの現場を管理するというのがメインの仕事です。
まだ２年目ということですけれども、この会社に入社した理由、きっかけはどんなものだったのですか。
――私は、“人々の生活の根幹であるインフラを支える仕事である”ということを聞いたときに、何かここで、社会のために力を使いたいなと思って、入社を決めました。
「自分のライフスタイルに合うような会社で働きたい」、「群馬県で働きたい」っていう思いと、先程言った「“人々の生活に関わる絶対的に必要とされるようなもの”と関わりたい」という思いが重なって、結果的にものづくりの仕事に関わることになりました。
働いていてやりがいを感じる瞬間はどんな時でしょうか。
――自分の仕事が形として残るというのが、とても素敵なことだと思っています。
たくさんの方々の協力で工事が成り立っているいうことを、一番実感できるポジションでお仕事をさせていただいているので、完成した現場に対しては、すごく感慨深いものがありますね。
例えば水道施設の工事をしたとしたら、「私がしたことが人々の生活に役立っているのかな」って思いを馳せると、嬉しい気持ちになりますね。
ちょっとニヤッとしたりとか？
――あはは、そうですね。嬉しい気持ちになります。
お仕事っていう面もありながら、ワーク･ライブ･バランスであったりとか、色々なポイントがマッチしてこの会社で働いているという事ですけれども、この会社のいいところはどんなところでしょうか。
――誰にでも相談できる雰囲気があって、私は本当に助けられています。
何か行き詰まった時に、一緒に考えてくださる方々がいるという安心感はとても大きくて、でもその一方で、その優しさに甘えすぎないように気をつけなければならないなとも思っています。
この先やりたいこと、その目標、夢などありましたら教えてください。
――そうですね…お仕事全然関係ないんですけれども、フラダンスが趣味で、いつか本場のハワイの舞台に立ってみたいなという気持ちがあります。
フラダンスされているんですか。
――はい。
仕事を選んだきっかけというか、理由の一つにも、フラダンスを続けたいなっていう思いがあったので。
今、お仕事しつつ、自分の大好きなこともできるっていう環境で働いています。
最後に一言でお願いします。
ずばり、皆川さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
――素直に学ぶこと。周りへの感謝を忘れないことです。
ひとつの工事は自分だけの力でどうしても成り立たないということが本当に身にしみてわかるので、周りへの感謝は大切にしていきたいなと思っています。
今日はクシダ工業株式会社の設計・工務部で活躍されています、皆川詩音さんにお話を伺いました。
皆川さん、ありがとうございました。
――ありがとうございました。
※この記事は、2023年8月9日にエフエム群馬で放送された「GUNMA『ものづくり女子の談話室』」の内容を元に作成しています。
＜編集後記＞
- 皆川さんは、大学時代にフラダンスの全国大会で優勝経験ありという凄腕の持ち主でした！！
- 茨城県ご出身ということでしたが、「大学時代に群馬県で築いたコミュニティーがすごく大好き」で「群馬県って生活しやすいな」と感じたことから、群馬県での就職を決めたとのこと。
- 最初はとても緊張されていたのですが、マイクが回ってからの入社２年目とは思えぬ立派な応答に、立ち会ったスタッフ全員感心することしきりでした。
