GUNMA「ものづくり女子の談話室」④(株式会社ジュンコーポレイション)
群馬県内のものづくり企業で働く先輩女性社員(ものづくり女子)にインタビュー!
仕事からプライベートまで「ものづくり女子の談話室」トークを楽しくお届けします!
Episode 03:株式会社ジュンコーポレイション 木暮 富美枝さん
今回は業界屈指の高い技術力で、自動車、医療機器、住宅設備、OA家電など、広い分野でプラスチック製品の製造・販売を行っている安中市に本社を置く株式会社ジュンコーポレイションの木暮 富美枝さんにお話を伺います。
木暮さんは、生産管理課の課長として受注発注から生産計画製造指示等などをしていらっしゃるとのことです。
では木暮さん、よろしくお願いします。
――よろしくお願いいたします。
木暮さんは、どのようなお仕事をされていらっしゃるんでしょうか。
――先ほど紹介していただいたように、生産管理課で受注発注から納品をするまでの管理と指示をしながら、お客様と電話やメールでやりとりをして、お客さんと社内の調整をしています。
工場で現場に立ってというよりも、現場に立たれている方をサポートする、そんなイメージでしょうか。
――そうですね。いわば司令塔みたいなものですかね。
ちょっとかっこよく言っちゃうと(笑)
まさに本当に司令塔でいらっしゃいますね。
――そうですね(笑)ありがとうございます。
入社した理由、きっかけも教えていただいてよろしいでしょうか。
――入社した理由は、前の職場の人の紹介なんですけれども、ここでその人の奥さんが働いていまして、私が「正社員で働きたい」っていう話をその人にしたら紹介してくれたんです。
子育てで10年ぐらいブランクがあったので、すごく働くことに対して不安があったんですが、「あなただったら大丈夫だよ」って言っていただいたので、ここに決めました。
いざ、実際に働いてみてどうですか。
――そうですね。もともと入社は製造(現場)だったんです。
何故か3年くらいで、苦手な生産管理をやることになってしまって(笑)
それからずっとやっています。よくやっているなと思います、自分でも(笑)
働いていてやりがいを感じる瞬間は、どんなときにありますでしょうか。
――やっぱり、トラブルとか問題って結構あるんですけど、それが解決できた時が一番です。
悩みや問題が大きければ大きいほど、解決したときの喜びが大きくて、達成感があって、そのときが「やった」っていう感じですごく嬉しいです。
そう考えると、司令塔のお仕事だからこそ抱えるトラブルであったりとか、悩みがあって、でもそれを解決していくことでやりがいになっていくわけですね。
――そうですね。
あとはお客様に感謝された時とか、何かを任されたときにやりがいを感じます。
この会社のよいところを教えていただいてもいいでしょうか。
――会社のあるところがちょっと田舎なので、気さくな人が多いです。
それと社長の意向もあるんですけれども、育児や介護の休暇がすごく取りやすいと思います。
色々な事にチャレンジができて、社長もその人にあったチャンスをくれるので、やる気次第でその人自体が成長できる会社だと思います。
先ほど製造で入社されて、気づけばマネジメントっていうお話ありましたけれども。
その人に合ったチャレンジをさせてくれる社長さんなんですね。
――そうですね(笑)おかげでいろんなことを経験できました。
今もそうなんですけども、話すこととか、やっぱり人前に立つこと、というのはすごく苦手だったんですけど、成長できているかなとは思います。
では最後にお聞きします。一言でお願いいたします。
ズバリ、木暮さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
――笑顔ですね。笑顔の素敵な女性がいいなって思います。
今日は、株式会社ジュンコーポレイション生産管理課長の木暮さんにお話を伺いました。
木暮さん今日はありがとうございました。
――ありがとうございました。
※この記事は、2023年8月30日にエフエム群馬で放送された「GUNMA『ものづくり女子の談話室』」の内容を元に作成しています。
<編集後記>
- 仕事上でも大切にしているとの宣言通り、笑顔のまぶしい木暮さん。終始にこやかに取材に応じてくださいました。
- 取材にも同席してくださった社長は、職場環境の改善にとても意欲的な方で、休憩スペースや女性トイレ、外国人労働者用住宅など、まるでカフェのようにおしゃれに改装してありました。(休憩スペースの改修は、木暮さんがとりまとめを行ったのだそうです。)
- そして、休憩スペースの某乳酸菌飲料は、なんと一日1本無料!その結果、社員の健康状態が改善して、会社の医療費負担が減少したとのこと。こういうユニークな取組ができるのも、会社の魅力の一つですね。