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第2回ぐんま就活・働き方最新情報【2024グンマ・シューカツ・ネットワーク】

コラム

2024グンマ・シューカツ・ネットワーク

ぐんまの最新!「就活」「働く」情報をお伝え!

2024年度のグンマ・シューカツ・ネットワークは

2つのコンテンツでお送りします!

①プロの記者によるぐんまでの最新の就活や働き方の情報をお届け!

「ぐんま就活・働き方最新情報」

②学生ライターが、学生目線で、ぐんまでの就活や働くことについて記事を執筆!

「学生ライターが行く!ぐんまの就活・ぐんまでお仕事」

就活をしている、これからしようと思っている学生の皆様

そのご家族の方々

採用したい企業の皆様

群馬で働こうと考えている皆様

いろいろな角度から記事を掲載していきますので皆様是非ご覧ください!

学生必見!地元就職を成功させる「情報収集術」

学生に有利な「売り手市場」が続く中、就活の早期化や企業間の人材獲得競争も加速しています。業界ごとに異なる採用スケジュールを把握したり、複数の企業情報を分析したりと、就活生の中には情報収集の大変さを嘆く声も。今回は新卒採用のスケジュール効率的な情報収集のポイントについて解説します。

 

1.就職活動スケジュールを把握しよう


【写真説明】新卒就活のスケジュール(キャリコ提供)

 

最近の就活におけるキーワードは「早期選考」と「長期化」です。
多くの国内企業は、学生が大学や大学院を卒業するタイミングで入社する新卒一括採用を行っています。そのため、政府は学生の学業に支障が出ないよう、企業説明会を3月、面接などの選考を6月、そして内定を10月に解禁するルールを設けています。

 

実際は、これより早く採用活動を行い、内定を出す企業も多くあります。
2025年卒からインターンシップで得た学生の情報を選考に活用することが認められ、優秀な人材を早期に囲い込む動きも加速。就活のスタートが早まったことで、インターンシップを含めて企業選びの期間が長期化しています。

 

2. 企業研究は「広く」「深く」を意識


群馬県内で就活支援を行う横田奈穂さん(キャリコ)は「インターンのピークは8~9月と1~2月。期間や形式もさまざまなので、まずは企業のホームページなどで期間や選考の流れをチェックして」とアドバイス。「興味がある企業だけに絞らず、幅広く情報を集めてほしい。志望動機のブラッシュアップと企業研究は時間がかかるので、今からしっかりと準備すべき」と話しました。

【写真説明】「業界研究は焦らずじっくり取り組んでほしい」と語るキャリコの横田さん

 

志望の業界や会社は、就活を進める中で決めていけばいい。早い段階で絞りすぎると、自分に合った企業と出合う可能性を狭めることになる」。

 

こう語るのは、群馬の就活情報サイト「ぐんま就活ジャンプス」事務局の日野原明さん(上毛新聞社営業局)です。「群馬県は県東部を中心に製造業が盛んで、一般消費者にはなじみのないBtoB(企業間取引)の企業も多い。知っている、知らないのを基準に企業研究を進めると、隠れた優良企業と出合うチャンスを減らすことになる

【写真説明】就職活動の情報収集のポイント(キャリコ提供)

 

企業研究はまず、ホームページや就職情報サイトなどで基本情報を把握します。事業内容からは提供している製品やサービスを、経営理念・ビジョンからは企業が目指すべき方向や企業文化が分かります。

 

第三者視点の情報を調べることも大切です。例えば、新聞やネットのニュースで志望企業が属する業界の成長性、トレンドを知ったり、上場企業であれば株価の動きから市場の評価を理解したりすることができます。

 

この時、注意したいのが就活体験を投稿した口コミサイトです。実体験に基づく情報は有益な一方で、ネガティブなコメントが目立つことも。匿名のコメントだけで判断せず、自ら情報を選び取り、精査していくことが大切です。

 

3. ニュースのプロは「発信者」を重視


【写真説明】取材の基本は「人に会う」。面と向かって聞くからこそ、相手も情報を明かしてくれる

 

ニュースのプロである新聞記者は、どのように情報収集しているのでしょうか。

 

群馬県の地元紙、上毛新聞の記者は日々、さまざまな情報に触れる中で「発信者が誰か」に注意していると言います。
ネット上の情報を見るときも、信用できる媒体や発信者かどうかをチェック。また複数の情報媒体を読み比べて、情報のアンテナを広げています。

志望業界のニュースをチェックして、気になった媒体があればニュースメールを登録したり、記事を購読したりするのもお勧めです。

 

現場に行き、人に会うことが一番手っ取り早い」と話す記者も。過去の取材経験を引き合いに「電話やメールではなく、実際に会ったからこそ聞ける話も多い。企業研究も文章や写真だけでなく、実際に会社を訪問して、社員に会ってこそ、社内の雰囲気や働きやすさが分かるはず」と助言しました。

 

企業訪問はハードルが高いと感じるかもしれませんが、する人が少ないからこそ周りと差がつくポイントになります。大学のキャリアセンターに相談すれば、OGOB訪問先を紹介してくれることも。オフィスを訪れて、社員と話すことで、自分が働く姿をよりリアルにイメージできます。

 

どの企業に行ったらいいか迷ったら、まずは合同企業説明会に参加してみましょう。合同説明会は一度にたくさんの企業と出会えるのがメリット。できればオンラインだけでなく、対面のイベントがお勧めです。

この時、志望業界だけに絞らず、できるだけ多くのブースを回ってください。採用担当者と直接話せる貴重な機会となり、インターンシップの実施や企業訪問の方法について相談することもできます。

 

実際に会う時は、時間や礼儀を守る、お礼のメールを送るなどのマナーを大切に。そして「聞く姿勢」ができているかもチェックしてください。相手の目を見てうなずく、ノートにメモを取る、内容について質問する。真剣に話を聞くからこそ、相手も誠意を持って会話に応じてくれます。聞く姿勢、質問する力は社会人になってからも必要なスキル。就職活動を通じて、少しずつ身につけていってください。

 


「ぐんま就活・働き方最新情報」

プロの記者によるぐんまでの最新の就活や働き方の情報を順次お届けしていきます。

① 群馬県内121社の動向を分析!「売り手市場」も採用意欲に落ち着き

② 群馬県内の学生必見!地元就職を成功させる「情報収集術」

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