ぐんまnote

吉本芸人と行く!ぐんま就活バスツアー(第4弾)

イベント報告レポート

吉本芸人と行く!ぐんま就活バスツアー(第4弾)

〜世界で活躍コース編〜

 ※ツアー参加学生がレポートしてくれました!

 

みなさん突然ですが、就活イベントってどんなイメージが思い浮かびますか?

将来のために大事だけど堅苦しく退屈なイメージじゃないでしょうか。

そんなイメージががらりと変わる、就活イベントが群馬で開催されました!

 

それが・・・吉本芸人と行く!ぐんま就活バスツアー!

 

聞いただけで、普通とは絶対違うと思いませんか!?

実際、笑いあり学びありで参加者の満足度もとっても高かったんです。

 

今回は1016()に行われた『世界で活躍コース』をレポートしていきます!

  

1.「ぐんま就活バスツアー」とは

 

まず、ぐんま就活バスツアーについて説明します。

 

実は、群馬県は製造業の出荷額毎年全国上位にランクインしている地域です。そんな「ものづくり」分野で働く魅力を知ってもらうべく、学生や求職者を対象とした群馬県主催「ものづくり企業」をめぐる日帰りバスツアーです。

 

実際の現場や開発施設などを見て回り、社員さんと直接話すことで理解をより深めることができます。

 

このバスツアーは全部で4回実施します!

 

🚌 75() 群馬発着(終了)

🚌 88() 東京発着(終了)

🚌 96() 東京発着(終了)

🚌 1016() 群馬発着(終了)今回はこの最終回をレポートしていきます!

 

そして、他にはない特徴として、全ツアーに「吉本芸人さんがツアーガイド」してくれます!

芸人さんは毎回変わっていきます!

芸人さんと楽しみながら、新たなものづくりの魅力に気づける無料のバスツアーなのです!

 

今回は第4回目!最終回です!

 

『世界で活躍コース』ということで・・・

群馬から世界に大きく貢献している2

 

【午前】太陽誘電株式会社さん

【午後】小倉クラッチ株式会社さん を訪問しました。

 

ご一緒していただいた芸人さんは、群馬住みます芸人の「アンカンミンカン」さんのお二人です。

 

21社目:太陽誘電株式会社さん

(パネルでお出迎えしていただきました!)

 

太陽誘電株式会社は、日本の、そして世界の経済活動に必要な電子部品を作っている会社です。

 

具体的にはコンデンサや、インダクタ、FBARSAWデバイスといった電子部品の開発を行っている会社で、中でもセラミックコンデンサの生産量は、村田製作所、韓国のサムスンに続く世界第3位を誇る大企業です。

 

研究、開発、生産拠点の多くが群馬県内にあり、中国、韓国、マレーシア、フィリピンといった海外にも拠点があります。(セラミックコンデンサの生産量世界第3位の企業が群馬県内にあるなんて、、、、、全然知らなかったなぁ。すみません(笑))

 

せっかくなのでここで、セラミックコンデンサについて少し触れておきますね。

セラミックコンデンサとは、電気で動いているもののほとんどに入っている超超小さな電子部品です。(もう少しいい説明できる方いませんかー?(笑))

実際にセラミックコンデンサを見ることができたのですが、本当に小さかったです。(因みにセラミックコンデンサの砂時計が社内に置いてありました。砂時計が作れるほど小さいってことですよ!!!)

 


(見学風景)

 

そういったスマートフォンやパソコンなどに使われるちっちゃーい超小型×高性能の部品を、もうあり得ないほどの量を世界に向けて作っている会社です。

なんか、ロマンありありの会社ですね。

 

そんなコンデンサなどを作っている会社ということは、つまり研究開発が業務になるんだろうなー?と思ったそこのあなた、

正解です。が、少し付け足させてください。

 

業務は研究開発だけではありません!営業や財務管理、法務といった多岐の業務が存在しており、働く社員さんも理系、文系、さらには国籍問わずの多くのバックグラウンドをもった方たちが仕事をしていました。

 

もっと太陽誘電株式会社について知りたい方は是非ホームページを訪れてみてください!!!きっと、さらに会社について興味が湧いてくると思います!!!

 

下記がHPのリンク先になります。
https://www.yuden.co.jp/jp/company/

 

☆会社内の様子

ここでは、就活バスツアーだからこそ、見ることができた社内の様子について紹介していきます。

 

 

会社についてのプレゼンテーション紹介を受けた後、まず最初に向かったのは、オフィスでした。 

オフィスを見学してまず受けた印象。ひ、広いな……。

驚きました。全長80mほどある一室がオフィスとなっており、社員さんが自由な席に座って仕事をしていました。

 

フリーアドレススタイルのオフィスだったので、どの席でも仕事をすることができて、かつ、誰がどこにいるのか分かるようにシステムが出来上がっていました。(席の番号と社員さんの番号がモニターに表示されていて、人の見える化が実現されていました。因みに、自社製品を使ってそのシステムを導入しているらしい。すごい!!!)

 

続いて向かったのは、食堂。

ここで一番に驚いたのは、ご飯の安さ!!!(学食より安いぞ(笑))

僕の記憶ですが、サラダ、小鉢、みそ汁がそれぞれ50円ほどで食べられるようになっていた気がします。

また、食堂からは外の景色を見渡すことができて、とても気持ちの良い空間となっていました。緑を感じながら食事っていいなぁ。

 

続いて向かったのはラウンジです。

 

ここは、社員さんの癒しスペースとなっていて、ゆっくり読書をしたり、お菓子を食べたり、ヨギボに寝転がりながら昼寝をしたりできる空間になっていました。(休憩場所では「~さんのオススメ」みたいな感じで、社員さんのおすすめ本が紹介されていました。)

 

因みに、研究者の方はラウンジでよくお菓子を食べてリラックスしているそうです(笑)頭を使う仕事には糖分必須ですよね…。お疲れ様です。

また、卓球台のあるラウンジもあって、卓球できるのはもちろんのこと、その卓球台を使って模造紙を広げて研究のアイデア出しを行うこともあるそうです。

 

(見学風景)

 

このように休憩スペースとしても、仕事スペースとしても利用できるラウンジは社員さんへの思いやりが含まれた優しい空間となっていました。

働く場所として素敵な環境ですね。

 

最後に訪れたのは、ラボでした。このラボは、組織分析、有機・熱分析、構造解析を行う3つのセクションに分かれており、研究が行われていました。

実際にこの研究工程や製造工程を見られるのは本当にレアだったと思います。

 

中には多くの機会装置が設置してあり、一番サイズの大きかった機械は原子を見るために使われる装置でした。(なんとその装置一つで五億円ほどするらしいです Σ(・□・;)。なんとまぁお高いこと、、、。)

 

僕を含め他のツアー参加者たち、アンカンミンカンのお二人もこのラボには興味深々で現場紹介をしてくださった女性の方に多くの質問を投げかけていました。

 

どうでしたか?簡単な紹介ではありましたが、少しでも会社内のイメージをしていただけたでしょうか?

以上が一通りの流れでしたが、僕自身、なんというか、こう、小学生の頃に体験した工場見学を思い出して、非常に楽しかったですね。

 

(説明会の様子)

 

実際に働いている社員さんも仰っていましたが、この会社は自立性のある人が活躍しやすい会社だそうです。

変化の多い環境の中で、自ら手を挙げて率先して行動することで、挑戦の機会をもらうことができるフレキシブルな環境があるとも仰っていました。

若手の人材が少ない業界だからこそ、みなさんの入社と活躍を期待しているそうですよ!!!

 

是非、興味を持った方は「太陽誘電株式会社」についてもっと詳しく知っていただけたらと思います!

 

 

32社目:小倉クラッチ株式会社さん

頂いた資料と帽子とトランシーバー。
この帽子をかぶって、トランシーバーをつけながら工場内の見学をしました。
(トランシーバー、なんかわくわくしました。)

 

「小倉クラッチ株式会社」は1938年に創業されたモーションコントロールの部品を扱う老舗の製造会社です。(今年で創業から85年ですって!僕の祖父が生まれる前にできたって考えると、ほんとに大大先輩だなぁ(笑))

 

モーションコントロールの部品といってもあまりピンときませんよね?

簡単に説明すると、機械の動きをサポートしたりコントロールする際に必要な部品のことです。自動車に使われるクラッチやブレーキがその例です。

 

クラッチやブレーキと聞くと、真っ先に自動車を思い浮かべるかもしれませんが、クラッチやブレーキは私たちの日常生活の多くの場面で使用されています。

エレベーター、コピー機、ATM、駅の改札で切符を通す時のあの機械とか、、もう諸々の機械に使われています。(この話聞いてから、コンビニでATM使う度にクラッチのこと思い出すようになっちまった、、、。)

 

聞かないと分からないですよね、そんなモーションコントロールの部品がどこでどのように使われているのかなんて。(僕も全然知らなかった)

 

つまり、何が言いたいかというと、そういった小倉クラッチで作られた部品によって、知らないうちに僕たちの安心・安全な生活が保障されているってことですよ。

 

もしも小倉クラッチのクラッチがなかったら、、、、

この世から小倉クラッチのブレーキが消えてしまったらどうなるのか 、、、、、

まぁ、みなさんも想像できるでしょう!85年分の止まるべきものが止まらなかったおかげで、僕たちは相当な大損失を受けていたことでしょう。

 

それだけ、僕らの生活を支える大事な部品を製造している会社ってことです!!!(言い過ぎじゃないですよね?多分。)

 

基本的に小倉クラッチで扱う製品はB to B で製造、販売されることが多いですが、強化クラッチというレーシングで使われるクラッチも存在し、このクラッチに関してはB to C で製造、販売されています。

 

小倉クラッチで作られる製品は、自動車に使用されるような輸送機器産業用製品もあれば、車用以外の一般産業用機器製品も多く扱っており、僕たちの日常生活の中にもたくさん潜んでいるんですよ!

 

 

具体的に、どんな製品に使われているのかもっと知りたい!って方は是非、

小倉クラッチ株式会社のホームページをチェックしてみてください!!!

https://www.oguraclutch.co.jp/productinfo/

☆会社の特徴


社是「誠実・勇気・健康」

小倉クラッチは「誠実・勇気・健康」を社是にしており、創業以来変わらずにこの気持ちを引き継ぎながら、安心、信頼のできる部品の製造と従業員の働きやすい労働環境を目指し続けています。

 

従業員が誇りをもって働ける会社。

新しい価値を創造し続け若者が魅力を感じることできる会社。

顧客から信頼される会社。

国内に限らず世界でも活躍できる会社。

 

このような会社を目指すにあたって、創業以来、変わらずに持ち続けている社是があったことで、現在のような大きな会社へと成長することができたのだと思います。

 

会社拠点

小倉クラッチ株式会社には、本社・第1工場、第3工場、赤堀工場、香林工場の4つの工場があり、東京、大阪、名古屋、金沢、広島、福岡の6地点に営業所を設けています。

 

海外にはアメリカ、中国、フランス、インド、タイに事業所があり、国内に限らず海外でも多くのクラッチやブレーキを製造しています。(あのクラッチが海外の自動車や製品にも使われているんだなー。すごいなぁ)

 

海外拠点にはグローバル財務や翻訳などの仕事もあって、製造業務に限らずに世界で活躍する場が設けられています。

 

小倉クラッチに関する穴埋めクイズも用意いただきました。
全部埋められたけど、意外と難しかったな(笑)

 

小倉クラッチで働く。

 

小倉クラッチは、文系理系問わずに新卒採用を行っています。

今回僕たちに小倉クラッチの紹介してくださった社員さん曰く、小倉クラッチで働くことが向いているのは、しっかりとお客様にあった製品を届け信頼を得ることができる「着実性」のある人だと仰っていました。

 

もっと、身近な例を出していうと、鉛筆を長く使えるような物を大事に使えるような人が向いているのだそうです。(安心感のある人って感じしますね、なんというか(笑))

 

長い歴史を持った信頼できる会社としてい続けられるのは、そのような「着実性」が大切にされ続けてきたからなのだと感じました。

 

小倉クラッチ株式会社に興味をもった就活生へ、HPはこちら。

https://www.oguraclutch.co.jp/

 

4.最後に

 

一日を通して、バス内では自己紹介ゲームや就活山手線ゲーム、就活に関するお悩み解決、大喜利などを楽しんでいました。

(時間が過ぎるのが本当に早かったです(笑)いろいろ準備していただきありがとうございました!)

 

そしてなによりも、群馬住みます芸人「アンカンミンカン」のお二人が面白かったですね、、、。さすが、芸人さんです。ショートコントが見られたのも嬉しかったですし、、

突然の「就活、就労経験ゼロの芸人が、50歳になってなんとかして勝ち取った内定とは、、??」みたいな無茶ぶり大喜利にも応えていただきありがとうございました。(笑)

バスツアーをたくさん盛り上げてくださったのはもちろんのこと、会社見学中に僕たち参加者では聞きづらい質問を従業員の方にしてくださったり、より楽しく、内容の濃いツアーにしていただきありがとうございました!!!

お笑い芸人さんというもう一つの素敵な職業についても知ることができた気がします(笑)。

 

5.まとめ ~ツアー全体で感じたこと~

今回がぐんま就活バスツアーの最終回となりましたが、これまでに、

 

「福利厚生充実コース」

「柔軟な社風コース」

「教育制度充実コース」

「世界で活躍コース」

 

と計4回のバスツアーが行われてきました。

 

訪れた会社にそれぞれに魅力があって、就活生であるみなさんにとっても群馬県の優良企業を知るよい機会となったのではないでしょうか??

 

”群馬”で働く。”アリ”じゃないか。

 

そう思わせるような、刺激的で興味の湧く会社が群馬県にもたくさんあることが分かり、僕自身、大満足できました!!!

 

 

TOP