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第4回 学生ライターが行く!ぐんまの就活・ぐんまでお仕事【2024グンマ・シューカツ・ネットワーク】

インタビュー

2024グンマ・シューカツ・ネットワーク

「学生ライターが行く!グンマ・シューカツ・ネットワーク」では、学生の視点で取材した企業や若手社員のインタビュー記事を掲載していきます。

学生ライターが、群馬での就活について学生目線でいろいろな角度からお伝えします。

 

 

今回は、アミューズメント事業を手掛けるNEXUSSuper DSTATION前橋大利根店で働く鹿子島瑠美さんに、同社が導入している「奨学金返済支援制度」や、群馬で就職する魅力などについてお聞きしました。

取材担当の荒木恭輔さん(東京経済大学・3年)

 

取材担当の荒木恭輔さん(東京経済大学・3年)

 

 

―私は現在、就職活動の真っただ中で、都内を中心に採用試験を受けています。就職活動をする中で、群馬県で就職された方がどのような理由で群馬を選んだのか、企業がどのようにU・Iターン支援策を行っているかのかが気になりました。そこで、学生の奨学金返済を会社が支援する奨学金返済支援制度に着目しました。社員の方がどのような活用されているかを聞いてみたいと思いました。まずはどのように就職活動をされたか教えてください。

 

 

群馬県の高校を卒業して都内の大学に進学し、就職を機にUターンという形で群馬にまた戻ってきました。2019年に入社して、今年で6年目になります。入社当時の印象深い思い出として、就活に合わせて慌てて免許を取ったため、初出社の時に初心者マークを付けて不安な思いの中、会社に向かったことがあります。

 

 

―現在の就職先に決めた理由を聞かせてください。

 

 

奨学金の返済支援制度の存在と実家があるという安心感から今の会社を選びました。将来のことを考えたときに、奨学金を返す負担を軽減できるのは大きかったです。大学時代の友人が都内での就職を決めていく中、たくさん悩みましたが、結果的に群馬で就職してよかったなと思っています。実際に働き始めると、群馬と東京が意外に近いということに気付かされ、仕事が休みの時なんかにはよく大学時代の友人のところに遊びに行ったりしています。

 

 

奨学金返済支援制度や自らの就職活動の経験について話す鹿子島さん

 

 

―奨学金返済支援制度が決め手の一つだったのですね。御社の制度について教えてください。

 

 

奨学金を、入社後5年間、最大月3万円、総額180万円まで会社が代わりに返してくれるといった制度となっています。

支援制度によって浮いたお金を、旅費につかったり貯蓄に回せたりできたので、大きな恩恵があったように思います。

 

 

―奨学金返済支援制度を会社が導入された理由をご存じですか。

 

 

サービス業はプライベート面で自分の時間が取れないイメージになりがちだったことを払拭したい狙いがあったと聞いています。社員のプライベートを充実させたい、他社のサービス業に負けない部分をつくりたい、という方針もありました。

 

 

―とても勉強になります。では、就職活動をどのように進められたかを教えてください。

 

 

就職サイトで、群馬県に絞って企業を探しました。就活の時には、これだけは譲れないという「軸」を持つことが重要だと思います。私はそれが「接客がしたい」でした。決めた軸に合わせて企業を選ぶと納得感のある就活になると思います。

 

 

 

取材は会議室で行いました。この後、仕事内容についても伺いました。

 

 

―現在の勤務体系はどういったものですか。

 

 

現在は、育児をしているため9時-16時までの時短勤務をしています。9時に出勤し開店準備をして、10時にお店がオープンします。その後、12時に休憩を挟み、15時頃にピークタイムを迎えて16時になったら退勤する、というのが1日の大まかなタイムスケジュールです。今は、時短勤務ということもあって残業は一切していません。

 

 

―接客でうれしかったことや印象的なエピソードはありますか。

 

 

機械トラブルがあった時に、私の対応がよかったりすると、お客さまが顔を覚えてくださり、ご来店されるたびに名前を呼んでくださるようになりました。とてもうれしいです。また、弊社では接客に特に力を入れており、全国の各店舗から代表社員を集めて、接客コンテストがあります。今度、新卒の同僚が出るので応援しています。

 

 

 

フロアに移動し、普段の接客について鹿子島さんの同僚の方と一緒にお話を伺いました。

 

 

―群馬県で働く魅力はどんなところにありますか。

 

 

災害が少なく、いざという時に実家が近くにある、というのは魅力だと思います。また、中・高時代の友人が近くにいる馴染みのある地域に就職することで、不安や悩み事も少なく済むというのもよい点だと思います。

 

 

―就活生に向けてのアドバイスをお願いします

 

 

絶対ブレさせない「軸」を持って、その軸に照らし合わせて企業を探していけば、納得のいく就職活動になると思います。ぜひ、頑張ってください。

 

まとめ

実際に取材をして、Uターンで就職することの魅力に改めて気づかされたように思います。学生時代に借りた奨学金が、社会人になった時に負担にならないのは多くの学生の希望の光になり得るように思いました。奨学金返済支援制度の有無が、企業選びをする上での一要素でも良いように感じます。また、楽しそうに仕事のお話をされている鹿子島さんを見て「軸をもって就職活動をする」という言葉の意味を強く実感しました。この度は、お忙しい中取材を引き受けてくださりありがとうございました。このインタビュー記事を読み、現在就職活動されている学生のみなさんの中に「群馬にUIターンで就職」という選択肢が付け加わったら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ホールをバックに、記念撮影を取らせていただきました。

 

 

「ぐんま就活・働き方最新情報」

学生ライターによるぐんまでの最新の就活や働き方の情報を順次お届けしていきます。

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④ 株式会社NEXUS

 

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