GUNMA「ものづくり女子の談話室」②（株式会社 ヌカベ）
群馬県内のものづくり企業で働く先輩女性社員（ものづくり女子）にインタビュー！
仕事からプライベートまで「ものづくり女子の談話室」トークを楽しくお届けします！
Episode 02：株式会社 ヌカベ 山田 あずささん
今回は、大手自動車メーカーや部品メーカーに高品質な製品を提供し、創業78年を迎えた高崎市に本社を置く株式会社ヌカベの山田 あずささんにお話を伺います。
山田さんは高校を卒業後、2011年に入社し、現在製造課で活躍されています。
31歳というご年齢で製造のリーダーを任され、仕事をいかに効率よくやっていくか、そういった改善活動などを通じて、会社表彰などもされているそうです。
山田さん、よろしくお願いします。
――よろしくお願いします。
現在どのようなお仕事をされているんでしょうか。
――自動車部品の製造で、エンジン部品の検査をしています。
品質・外観的に問題がないかどうかっていうのを確認して、ＯＫなものを納品する、お客さんに届ける、というのが主な仕事になります。
最後に確認をする、そんなお立場ってことですね。
では、この会社に入社した理由、きっかけを教えてください。
――高校時代、机に向かって何かをしているのが向いてないと思って（笑）
だったら体を動かせる仕事をしたいなと思ったときに、その事務じゃなくて検査っていうのを、求人で見つけて応募したのがきっかっけです。
じゃ、ものづくりに興味は？
――あ、それは元々ありました。
ずっと車社会というか、車は身近にあったものなので、「身近にあるもので何か携われないかな」と思ったのもきっかけになります。
働いていてやりがいを感じる瞬間、このお仕事はどんな時でしょうか。
――新しい仕事を任せてもらえるのもそうなんですけど、１人でできるようになった時が、やりがいがあるなと思います。
そういった意味で今、製造のリーダーということですけれども。
――そうですね。
皆さん検査している中でわからないこととかを聞かれるので、自分で判断できるものもあれば、聞かなければならないものもあるんですけど、そこをうまくやっていきながら。
他にも、元々自分でやってない製品とかの検査も見なきゃいけないっていうのがあって。それを１人でできるようになると、「仕事やっているな」っていう感じがします。
この会社のいいところ、どんなところか教えてください。
――基本的には、全体の作業の流れというよりは個々の作業になるので、お休みが比較的取りやすいかなと思います。
もし、突然お休みになったとしても、全然問題なくフォローに入れる体制ではあるので、体調が悪いとかで急に帰ることになったとしても、そこまで罪悪感なくお休みしてもらえるかな、と思います。
趣味でも、仕事でも何でも構いません。山田さんがこの先やりたいことを教えてください。
――趣味ってほどでもないんですけど、コロナもあって、旅行にあんまり行けてないので、今後はちょっと遠出したりとかしてみたいなと思っています。
今行きたいのは、愛知に新しくできたジブリパークなんですけど、今度行く予定です。
お休み取りやすいのであれば、旅行も行きやすい？
――あ、そうですね。
まだ申請出してないですけど（笑）、有給もらって行く予定です。
この後に申請を出すんですね（笑）
では、最後にお聞きします。一言でお願いします。
ズバリ山田さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
――健康です。
ちょっと腰を痛めがちな作業とかもあるので、より気をつけて作業をっていうところで、「健康」です。
今日は、株式会社ヌカベでエンジンの部品を作られている製造課の山田さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
――ありがとうございました。
※この記事は、2023年8月16日にエフエム群馬で放送された「GUNMA『ものづくり女子の談話室』」の内容を元に作成しています。
＜編集後記＞
- 最初は緊張していた山田さんでしたが、その様子を同席していた上司の方にイジられてしまったりと社員間の仲の良い雰囲気が印象的でした！
- 自動車の大事なパーツであるエンジン部品を作っている、ということにプライドを持って取り組まれている様子がとっても素敵な山田さん。趣味の旅行は、しっかりと事前に行くところを決めて計画を立てるタイプとのこと。
- 工場は男性の多い職場ではあるものの、山田さんがリーダを務めるグループは、男女比２：８と女性の多いグループとのこと。ものづくり女子の最先端、という感じで格好いいですね。
