GUNMA「ものづくり女子の談話室」⑯(株式会社日東電機製作所)
群馬県内のものづくり企業で働く先輩女性社員(ものづくり女子)にインタビュー!
仕事からプライベートまで「ものづくり女子の談話室」トークを楽しくお届けします!
Episode 16:株式会社日東電機製作所 栁澤 美月さん
今回は、太田市に本社を置き、電力会社や大手重電メーカー向けに電力制御装置や配電盤などを製造している株式会社日東電機製作所の栁澤美月さんにお話を伺います。
栁澤さんは2011年に入社をして、現在製造部で活躍しているそうです。
それでは栁澤さん、よろしくお願します。
――よろしくお願いします。
栁澤さんは現在どのようなお仕事をされているんですか。
――はい、私は製造課で電力制御装置の配線作業をしています。
設計担当の人が図面を描いてくれて、それを見ながら配電盤の中にある電気部品に電線を繋いでいくという感じです。
なるほど。実際に製品を造っていく作業ということですね。
お仕事、実際にやってみてどんな感じですか。
――やっぱり覚えることが多いですが、楽しいです。
この会社に入社をした理由きっかけも教えてもらっていいですか。
――高校生の時に、日東電機製作所の工場見学に行ったんです。
そこで、ライン作業ではなく1つの製品を作り上げているところが「目に見える達成感があっていいな」と思いました。
あと、電気の知識がなくても入社後に知識も技術も得られると知り、この会社を選びました。
なるほど。高校時代にこういった電気関係の勉強をしていたわけではないんですね。
それでも、入社してからしっかりと色々教えてもらえるんですね。
実際にお仕事をしていて、やりがいを感じる瞬間って、特にどんなときですか。
――自分が作った配電盤が、全国の発電所や鉄道など、色々な施設で使われていて、人の役に立っている事は誇りに思えますし、やりがいを感じます。
あとは配線作業をする上で、大事なことなどをまとめて資料づくりなどをしているのを社長がよく褒めてくれるのですが、自分の行動が評価されたときは、嬉しいです。
配電盤は、本当に色々な場所に使われていますけど、まさに全国の色々なインフラとか会社とか様々なものを支えているお仕事ですね。
せっかくなのでこの会社の良いところを教えてもらってもいいですか。
――はい、日東電機製作所では、新人歓迎会や社員旅行、フォトコンテストなど様々な行事を開催して社内を盛り上げています。
私も、今年度は初めて役員になり、たくさんの行事に携わっています。
普段なかなか話せない方とも親睦を深めるチャンスが多いです。
あと、私は小学生2人のお母さんなんですが、職場の皆さんのおかげで子育てと仕事の両立ができています。
子どもが体調不良で急なお休みもありますが、皆さんにやさしい言葉をかけてもらえるのでありがたいです。
その分仕事で返そうというエネルギーにもなり、仕事がはかどります。
働くお母さんを応援してくれる会社ですので、是非私たちと一緒に働きましょう!
育児中のお母さんにも働きやすい環境ということですね。
では、趣味でもお仕事でも何でも構わないんですけど、栁澤さんがこの先やってみたいこと、挑戦してみたいこともあれば教えてください。
――中学・高校と吹奏楽部に入っていたので、子育てが落ち着いたらまた音楽をやりたいです。
なるほど。ちなみに何の楽器を担当していたんですか。
――サックスです。
アルト、テナーと色々ありますが、どれをされていたんですか。
――全部やっていました。
すごいですね!色々なサックス弾きこなしていたんですね。
またサックスを吹いてみたいと言うことですか。
――はい。
最後に皆さんに伺っている質問なんですが、ずばり栁澤さんがお仕事をする上で、大切にしているキーワードを教えてください。
――事前準備です。
私は心配性なので、しっかり事前準備をすることで、自信を持って作業を行うことができます。
それが、この正確でしっかりとした製品づくりに繋がっているわけですね。
栁澤さん、どうもありがとうございました。
――ありがとうございました。
ということで、今日は株式会社日東電機製作所の栁澤 美月さんにお話を伺いました。
※この記事は、2023年11月22日にエフエム群馬で放送された「GUNMA『ものづくり女子の談話室』」の内容を元に作成しています。
<編集後記>
- 実際に栁澤さんが作業する様子を見せていただいたのですが、テキパキと組付けをされていて、非常に格好良かったです!黒い手袋がキマッていました!
- インタビューもそんな仕事ぶりが垣間見えるスマートさで、「事前準備」バッチリでした。本当にありがとうございました!
- 栁澤さんの言葉で特に印象に残っているのは、「子どもが体調不良で急にお休みした時も、優しい言葉をかけてもらえるので、その分仕事で返そうというエネルギーにもなり、仕事がはかどる」というところです。こういう気持ちが好循環していける職場環境は、とても素敵だと感じました。