ぐんまnote

GUNMA「ものづくり女子の談話室」⑮(株式会社スタイルブレッド)

インタビュー

群馬県内のものづくり企業で働く先輩女性社員(ものづくり女子)にインタビュー!

仕事からプライベートまで「ものづくり女子の談話室」トークを楽しくお届けします!

Episode 15:株式会社スタイルブレッド 塚越 祐葵さん


 

今回は、焼きたてのパンを自宅で味わえる冷凍パンブランド「Pan&(パンド)」を手掛けます、桐生市に本社を置く株式会社スタイルレッドのファクトリーグループ アルチザンファクトリーチーム 塚越 祐葵さんにお話を伺っていきます。

塚越さんは現在入社4年目ということで、アルチザンファクトリー本社工場でのキャプテンを勤めていらっしゃるということです。

それでは塚越さんよろしくお願いします。

 

――よろしくお願いします。

 

塚越さんは、改めてですけれども現在どんなお仕事をされているんでしょうか。

 

――私は今現在、アルチザンファクトリーという工場で工場長をして働いています。

製造現場のスタッフというよりは、統括的な立場で、安全で品質の良い製品を作っていくための組織運営を行っています。

 

工場スタッフの方どれぐらいいらっしゃるんですか。

 

――工場のスタッフは全部で、今100名ほどいます。

 

その100人の方の動きというのも管理、チェックしているわけですね。

 

――そうですね。私と数名の部下で、連携をとりながら管理を行なっています。

 

スタイルブレッドさんって、ホテルとかレストランとかにパンを出荷されていると聞いているんですけども、本当に様々な種類のパンを手掛けているそうですね。

 

――はい。そうですね。  

菓子系、惣菜系、料理に合う食事パンなど様々なパンを製造しています。

 

 

この会社に入社をした理由を教えていただけますか。

 

――私自身、それまで製造業には携わったことはなかったんですが、コロナ禍で何か自分にも違うことができるんじゃないかっていうふうに転職を考えていたんです。

そのときに、スタイルブレッドが「管理職候補」を募集しているという求人を見つけたので、色々な考えを実現していくような仕事がしてみたいと思い、この会社を選びました。

 

そういう意味では、今まで経験したことのない新しい仕事に挑戦したいという思いがあったわけですね。

 

――そうですね。

スタイルブレッドに入社する前は接客業をしていたんですが、新たな業界・職種にチャレンジしたい気持ちが強くなりました。

 

実際に働いてみて、特にやりがいを感じた時ってどんなときですか。

 

――友人が出産をした時に利用した病院で出たセレブレーションディナーで、弊社のパンが使われていた時がすごく嬉しくて。

特別な日の主役ではないですけど、何か添えることができるような製品を作っているな、っていうふうに実感したときにやりがいを感じます。

 

 

この会社の良い所って感じる部分、どのあたりでしょうか。

 

――皆さん本当に人当たりが良くて、不安な気持ちにさせてしまう面も多々あるんですけれども、それでも信じて付いてきてくれるというか、そういった温かい方が多いっていうのが、すごく良い所だなと思います。

あとは目標に対して、実現して行こうという視座が高く、チームワークの良い会社です。

また、年次を問わず若手でも活躍できる風土があります。

 

 

 

では、塚越さんがこの先にやってみたいこと、チャレンジしてみたいことも教えてください。

 

――桐生には、ソースカツ丼やひもかわうどんなど地元の名産も多いので、概念を超えたジャンルとのコラボレーションもしてみたいです。個人的にはラーメンに合うパン、を開発してみたいです。

 

お、ラーメンとパンのコラボレーションですか。

 

――実際できるかどうか、というところはありますがチャレンジしてみたいです!

 

 

では最後に皆さんに伺っている質問なんですが、塚越さんがお仕事をする上で大切にしているキーワードを教えてください。

 

――それは、メリハリです。

人間なので落ち込むときは落ち込みます。でもそんな気持ちもバネにして、メリハリをつけて業務に励む気持ちでいます。

リラックスする時間を大切にしており、自宅で音楽を聴いたり、映画鑑賞したりして気持ちの切り替えをしています。

 

オンとオフをしっかり切り換えて、オフもしっかりと休みを取って仕事に活かしたいっていうことですね。

 

――そうですね。オフの時間にはフェスに行ったり、癒しの時間を満喫しています。

 

わかりました。

塚越さんどうもありがとうございました。

 

――ありがとうございました。

 

ということで、今回は株式会社スタイルブレッドの塚越 祐葵さんにお話を伺いました。

 

 

※この記事は、2023年11月15日にエフエム群馬で放送された「GUNMA『ものづくり女子の談話室』」の内容を元に作成しています。


<編集後記>

  • お若いながらも、工場長として日々奮闘されている塚越さん。インタビューでも触れていましたが、「出産祝いや結婚式などの特別な日に、自社のパンが添えられている、選ばれているというのがとても嬉しいんです」とお話しされているのがとても印象的でした。
  • スタイルブレッドの冷凍パンは、全国3500社以上のホテルやレストランで採用されているとのこと。近年はアレルギー対応のパンを保育園に納品することも多いそうで、テレビなどで紹介されているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
  • ラーメン好きなインタビュアーの岡部アナウンサーも食いついていましたが、いつか「ラーメンに合うパン」に出会える日もそう遠くないかもしれません(笑)楽しみに待ちましょう!

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